「皮膚炎を防止する」犬の汗と正しいケア方法

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「犬は汗をかかない」と思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし犬は全身に汗腺があり、その汗が原因で皮膚炎を起こしてしまうこともあるのです。
犬の汗や皮膚の特徴を知り、可愛いペットの皮膚を守ってあげましょう!

今回は、犬の汗とケア方法についてお話します。

 

犬の汗腺と体温調節方法

汗腺にはアクポリン腺とエクリン腺の2種類があります。
アクポリン腺はニオイを発する汗、エクリン腺は水分を出して体温を下げるための汗が分泌されるのですが、犬はこのエクリン腺が足の裏や鼻の頭などの一部分にしか備わっていません。

しかし、その代わりにニオイを出すアクポリン腺が全身にあり、このニオイで犬同士は情報交換をしていると言われています。
アクポリン腺の汗はベタベタとしていて毛にも付着してしまうので、夏場にそのベタついた皮膚状態を放置すると、風通しが悪くなる上に雑菌が繁殖しやすくなります。

犬の汗は放置してしまうと皮膚に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。

汗が引き起こす皮膚炎って?

犬が全身にかく汗はベタつきがあるので、毛をペタンと倒してしまい皮膚の風通しが悪くなります。
そうすると、体温が上がりやすくなるだけでなく、空気中の細菌が付着して繁殖してしまうのです。

実は犬の皮膚は人間の乳児より薄いので、乾燥しやすく刺激にも敏感です。
また皮膚の状態も中性~弱アルカリ性な上に基礎体温も高いので、雑菌が繁殖しやすい条件もそろってしまっています。
皮膚が弱いうえに雑菌が繁殖しやすい犬は、汗の影響を受けて皮膚が炎症を起こしてしまうことも少なくありません。

皮膚の痒みや湿疹、ただれなどを発症して、飼い主の気づかないところで症状が進行してしまうこともあるので、充分注意しましょう。
また、皮膚が弱っているとダニやノミの影響も受けやすくなってしまうこともあります。

ベタベタ汗から皮膚を守る方法

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犬の汗は季節に関係なく分泌されるものなので、定期的にケアをしてあげないとニオイや皮膚炎の原因になってしまいます。

特に湿気の多い季節は雑菌が繁殖しやすいので、しっかりとケアをしてあげて下さい。
ここで、オススメのケア方法を紹介します。

・2週間に1回はシャンプーを
週に1度は、お風呂場でしっかりと体を洗ってあげましょう。
ブラッシングで毛の塊をといて、毛のすき間まで注意して洗いましょう。
また、前述したとおり犬の皮膚は薄く刺激に弱いので、必ず犬用のシャンプーを使用してください。
シャンプー後は必ずドライヤーを使って毛を乾かしてあげると通気性を良くすることができます。

・濡れタオルでケア
お風呂に入れない日も、濡らしたタオルを使って体を拭いてあげて下さい。
犬の毛はホコリや空気中の汚れ、また外で飼っている犬は土などが毛に絡まっているので、丁寧にふき取ってあげましょう。

・マッサージ
犬の皮膚は皮脂と汗によってできた膜によって守られていますが、時間が経過するとこの皮脂と汗が酸化して毛穴を塞いでしまうことがあります。
毛穴の詰まりを防ぐためにも、シャンプーやブラッシングと合わせてマッサージをしてあげましょう。

犬の皮膚は繊細なので、定期的なケアが必要になります。
愛犬のニオイ、皮膚炎対策のためにも、しっかりとケアを行ってあげましょう。

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